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大悪獣ギロンを作ったよ

99の指定した頭部ヘッドを100がスクラッチ(2個目) 」での自己申告(>>326)で、350で出たお代が「大悪獣ギロン」となりましたので、怪獣造形にトライしました。

資料集め

ネット上(主にgoogle)でギロンの画像を探し出す。ギロンは昔発売されたトイに形の良い物が多数有りましたのでプロポーションはそれらを参考にしました。

スケッチ

マジックでガツガツ描く。大昔(幼稚園か小学校の頃によにTVで放送された映画を見た時の印象が残っていたので、そこら辺の記憶も盛り込み。(目付きが悪い所とか)

主材料になるスタイロフォームに描込みましたが、スケッチ自体は切り出しの「型」として使ったので、スタイロフォームに書く必要は無かったかも。

スケッチを切り出す。これを型にしてスタイロフォームを切り出して積層。

土台作り

「厚み」を意識して等高線で切り出す。
切り出しはスチロールカッターで。

接着はスプレーのりを使いました。

4cm厚のスタイロフォームを使いましたので、片面3段でもかなりの厚みになりました。

彫刻

スチロールカッター+カッターナイフ(大、小)を使って削り出す。
ゴミが散らかりまくるので、透明なゴミ袋(80リットル)の中に両手を突っ込んで削ってます。

ポリゴンっぽくなりました(?)

表面処理

カッターで削った後がゴツゴツしてるので、ペーパーヤスリがけしたい所ですが、大面積だと手間が大変なので、真鍮ブラシを使ってゴシゴシやって滑らかな面を作りました。コスプレイヤーが鎧とかアーマーを発泡スチロール削りだしで作ると表面がゴツゴツしてるのは、表面削りの途中で挫折するからですよ。
これも削りカスのゴミが散らかるので、ゴミ袋内での作業です。

後ろのモニターに写ってる掲示板のタイムスタンプを見ても判るように、あまり時間をかけてません(笑)

ワイヤブラシで削ると表面がケバ立つので、ライターの火で軽くあぶったり、ペーパーヤスリで軽く磨く。発泡スチロールにペーパーかけると、摩擦熱で熱くなるよねぇ・・・

頭の刃、歯、目、手裏剣(?)を半田ごてで溶かして描き込む。一発勝負ですよ。
もっと細かく皮膚の皺を描き込んでも良かったかも。

塗装

怪獣造形らしく、液状ラテックスに塗料混合で仕上げたかったですが、乾燥にかなり時間がかかるので、ラッカースプレーで塗装。
ホームセンターに行くと、発泡スチロールにも塗れるラッカースプレー(実際はアクリルだと思われる)が売ってるのですよ。食いつきはイマイチですが手軽だし。

完成〜

(・・・カマキリっぽい)

勢いで作った割りには、なかなかかっこ良く出来たので、部屋に飾ることにしました。

題材が良かったので作業も楽しくてはかどりましたよ。

END