レポ12 「ファイル出力」フォトショップでトーンワーク

コミスタはVer1.2で念願のファイル入出力が装備され、これで他のグラフィックツールとも本格的に連携を取ることが出来るようになりました。
今回はツール連携の一例として、大御所フォトショップを使ってトーンを貼ってみます。
でも、フォトショはスキャナのオマケで付いてきたLEしか持ってないのです(汗) フォトショじゃなくてペインターでも良いんですけど、それはそれでタブレットのオマケで付いてきたペインタークラシックしか持ってないもので(苦笑)
コミスタから吐き出した画像はサイズが大きくなるので、愛用のウルトラキッド(さっさとハイパーキッドにアプグレしろよ>自分)では描画処理が追いつかなくてガックリ。

コミスタにはトーンの機能に「背景トーン」なるものが有りまして、写真を2値の網点画像化して背景に使えるとゆー機能が最初のバージョンから装備されていました。とは言え、写真を背景に使う人はあまりいないようで、説明書どうりの使い方では比較的どーでも良い機能として忘れられていましたが、背景トーンの描画エンジンは「グレースケールの濃度マップを元に、網点をレンダリングする」とゆー性質を持っているとも言えるので、他社のグラフィックツールでグレースケールの画像を作ってコミスタに読み込めば、自由なパターンのグラデーショントーンが作れると言うテクニックも有るのでした。

Ver1.2のファイル出力と、背景トーンの画像読み込みには、どちらも解像度を指定する事ができますので、コミスタで描いた線画をフォトショップに読み込んで編集したのち、再びコミスタへ正確な大きさを保って持ち帰る事が出来ます。これらの事を踏まえた上で、レポに突入します。
 

こんな結果

コミスタでトーンを使うと、トーンのパラメーターの設定毎にレイヤが分かれてしまうので、濃度に方向性を持ったグラデーショントーンを、角度を変えながら貼りこもう物なら、たちまちレイヤ枚数が爆発します。この程度の使い方でも、トーンだけで4枚も必要になってしまいました。
ちなみに、この作品はドットネットにこっそりアプされてます。


 

今回の技ですと、こんなややこしいトーンワークをやらかしても一枚のレイヤと線画レイヤだけで済ませられます。
また、トーンの統合をしないでも済むので、プリンターで印刷してもモアレを起さないのもメリット。


 
 

コミスタから書き出し

コミスタで線画を描いて「書き出し」


 

書き出しの設定は300dpiにしました。600dpiにしたいけど、書き出した画像サイズがバカでっかくなってしまいそうなので妥協。


 
 

フォトショップLEに持ち込む

念願のフォトショップ読み込みです。一度プリントアウトしたものをスキャンして読み込まなくても良くなりました(笑)
300dpi出力だと解像度に辛い物がありますが、フォトショではトーン用の濃度マップ画像を作るだけにし、描線自体はコミスタ上の物を使えば良いと割り切りました。


 

フォトショップで2値画像を読み込むと、そのままではレイヤ追加が出来ない事を知らなかったので、しばらく「レイヤが作れねぇ〜」とハマってしまい、モードをグレースケール化する事に気が付くのに1日かかりました(苦笑)


 

フォトショップの豊富な描画機能を使って、グレーで濃淡を付けて行きます。グラデーションとかブラシ使うとか、描き方は人それぞれでしょう。


 
 

ブラシで塗り続けて、こんな具合になりました。
パーツ事にレイヤを分けたので、レイヤ数14枚とか行ってますけど、コミスタとは違ってレイヤ枚数に制限無いですし。


 
 

ドットの荒い描線は削除して、「塗り」だけにしました。これを背景トーンの濃度マップになります。


 

背景トーンはjpegしか使えないので、フォトショからjpegで書き出し。画像は劣化を最小限にとどめる為に最高画質で保存しました。jpegの最低圧縮率で保存する事なんて、今までほとんどやった事無かったよ。

 
 
 

コミスタに帰って来た

背景トーンの作り方はマニュアルを参照の事。
300dpiで描いたので、元のコマ画像と大きさを合わせるには「使用倍率 200」となります。600dpi画像では100ね。


 

コマ画像に張り込む。位置調整しなくてもピッタリ収まります。


 
 

トーンの設定をいじる事で、いつでも好きな線数に変える事が出来ます。
明暗やコントラストも変えられるしね。


 

仕上げ

ベタ部分はトーンのままだと汚くて、ハッキリした黒にならないので改めて塗り直します。線からはみ出したトーンを消しゴムで消したり、枠線を引いたりして完成です。
今回はフォトショのブラシ塗りで濃度マップを作りましたが、テキスタイルパターンやスキャン画像やレイトレーシング画像を張り込んでグレー化した物を使うと、面白い効果のトーンになると思います。


 

フォトショップを使って見たけど、本当なら直接「濃度マップ(俺造語)」をコミスタ上で操作できるに越した事は無いね。本家の掲示板や2chのコミスタスレでも要望が出ているし、今後のバージョンアップに期待。
でも、フォトショップやペインターを超える物を実装出来るとは思えないよーな気も(失敬な)
せめて、非可逆圧縮のjpegじゃなくてgif(グレーの単色相で256階調出来れば十分なのでは?)やPNGとかの可逆圧縮形式が使えて、背景トーンレイヤから直接外部のツールを呼び出せる形になりゃーね・・・
 

END